Time to Destination

陸マイラー情報と旅日記など

爆弾テロ

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またサッカーに行ってしまった...

いつものように運転手さんにチケットを取ってもらい、ダフ屋から買ったチケットは40ユーロ。昼間は街をぶらついて時間をつぶし、暗くなってきたくらいに、スタジアムに向かった。

相変わらずグッズ売り場や軽食屋の屋台が並んでいて、人も多くてすごくにぎやかである。入ろうとしたらゲートが妙にハイテクで、バーコードをかざすだけで入ることができた。イギリスは網走刑務所みたいなゲートだったのに、スペインは意外と進んでいるのか?

席に行ってみてびっくり。ゴール横、最前列...テレビに映ってしまうのではないかと気が気でなかったけど、試合が始まってしまうと、ベッカムやらロナウドが目の前にいるもんだから、そんなことは忘れてしまった。それにしてもすごい迫力。ロナウドが蹴ったボールがこっちに飛んできてぶつかりそうになるなんて、夢のよう。とはいっても、別にすごいサッカーファンでもないのだが...

楽しく試合を見ていたのだが、残り5分くらいのところで、突然選手が引き上げていってしまった。すぐにスペイン語でアナウンスがあり、まわりの観客達もどんどん出口に向かっていった。

よくわからないのでとりあえず席にいたら、残ってた他の客達が、今度は広告を乗り越えて、さっきまでベッカム等が走り回ってたグラウンドに入っていき、向こうの出口に向かい始めた。写真はそのときの様子。

それでも実際に何が起こってるのかはよくわからなかったが、さすがにこれはまずいということで、同じようにグラウンドを通り越して外に出た。選手が立ってるあのピッチってすごいヌルヌルなんだね!

転ぶ選手が多いのはよくわかる。外に出てみるとパトカーだらけ、警官もたくさん。ぼーっと立ってたら警官に「避難しろ」的なニュアンスですごい勢いで怒鳴られたので走って逃げた。

無事にホテルまでたどり着き、CNNを見てみたら、テロリストが爆弾を仕掛けたと電話をしたらしい。実際は爆弾は見つからなかったらしいが。とりあえず何も起こらなくてよかった...それにしても、英語のアナウンスくらいしてくれてもいいのにねぇ。